塩田ひさしのQ&A
- つくば市議会議員 塩田尚
- 2022年8月19日
- 読了時間: 2分
問:安倍元総理が暗殺されましたね?
答:私が最も敬愛する政治家だけに、残念、無念でなりません。犯人は統一教会に恨みがあって、その関係団体が主催する式典に安倍元総理がメッセージを送った事に目を付け、安倍元総理を襲ったとの事です。政治家は基本的にはいかなる団体も平等・公平に扱おうとします。私も自民党員ではあるものの、議長時代には、要請・要望のある催し等には、分け隔てなくメッセージを送るように勤めてきました。思想的・政治的に逆の立場の方々に対してもです。なぜなら議長は議会の代表であり、議会は市民の代弁者であるからです。つまり、市民のどなたからの要請であっても、これを区別・もしくは忖度してはならないとの信念に基づいてのものです。ああ、安倍さんにもう一度会いたい。会って「無念ですね。志は我々が引き継ぎます」と伝えたい。
問:最近、心に残った読み物は?
答:石原慎太郎「死への道程」
氏が医師から余命3ケ月と宣告を受けた後、つまり死ぬ直前に書いた「絶筆」です。宣言を受けた時の衝撃を「以来、私の神経は引き裂かれたと言うほかない」とあらわしています。石原慎太郎という英雄としてのイメージを壊すまいと慎重に言葉を選びながらも、直面した死への恐怖を赤裸々に著しています。読後の私の感想は、氏は病で死期を迎えるのは本望ではなかったのではないか、との思いです。
他に茨城新聞に連載された阿部龍太郎「家康 飛躍編」。また産経新聞に連載された別府育郎「拳闘の島 沖縄復帰50年」。具志堅用高が世に出た事について「スポーツにはたらればがないと言うが、人生はその連続である」との紹介が一番印象に残りました。
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