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塩田尚のQ&A

  • 執筆者の写真: つくば市議会議員 塩田尚
    つくば市議会議員 塩田尚
  • 2023年4月1日
  • 読了時間: 2分

問:3月定例議会の一般質問は『ふるさと納税』を取り上げたそうですね?


:ふるさと納税はつくば市は完全に負け組。1年間の赤字が約10億6千万円。毎年市税の流出が増え続け、ここ5年間では約36億円。しかもつくば市は不交付団体に指定されておりますので、本来なら赤字分の75%は国が補填してくれるのですが、それが行われません。つまり赤字分は総て市民の皆さんの税金でまかなう他ありません。私はかかる状況から脱却する為、ゴルフ場や宿泊施設にふるさと納税の自動販売機を設置し、その場で納税と返礼品を手渡せるようにする事。また科学サイエンス・ツアーや農業体験ツアー等を返礼品として用意し、つくばに来てもらい、つくばの生活を体験して頂く仕掛け、更には小中学校の授業をオンラインで受講できる返礼品を用意すれば、つくばで教育を受けたがっている人や、引きこもり、不登校の全国の小中学生に学びの場を与える事が出来、つくば市も市税収入が増えるのではないかと提案しました。皆んなで知恵を出しましょう!



問:最近読んだ本は?


:安部龍太郎「ふりさけ見れば」。日本経済新聞に1年半余りにわたり連載された長編歴史小説です。奈良時代遣唐使として中国へ渡った阿倍仲麻呂と吉備真備を中心に、動乱の時代と大和の国を描き出しています。我が国の生い立ちを探ろうとする物語であり、面白くもあるが怖さも残った。

 次に今村翔吾「幸村を討て」。これもすこぶる面白かったですね。今までとは全く違う真田幸村が描かれています。戦国時代、最後の武士であると同時に、実にしたたかに真田の夢を描き出しています。敵・味方に分かれた真田兄弟の謎も実に明快に解かれています。翔吾君、またやったね!

 更に鈴木壮一「明治維新の招待」明治維新は桜田門外で水戸浪士が井伊大老を暗殺した時が始まりであり、その源は水戸学。水戸学を体現しようとしたのが最後の将軍、徳川慶喜。慶喜は尊皇精神にあふれ、「万氏平等の治世」を展くべく、議会制度へ移行しようとするが、最後は賊軍の汚名を着せられたとの事です。

 
 
 

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