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Q&A 12月号

  • 執筆者の写真: つくば市議会議員 塩田尚
    つくば市議会議員 塩田尚
  • 2023年1月20日
  • 読了時間: 2分

問:ロシアを脱出する避難民についてどう思いますか?

:日本も受け入れるべきです。過日、テレビの報道番組で、日本に滞在しているロシア人が日本国政府からビザの延長が認められず、どんな迫害が待っているかも知れないロシアへ強制送還されてしまうとの特集番組がありましたが、この期に及んで、ロシアの顔色を伺う政府の態度には、人道の精神をなくした哀れな日本人と言わざるを得ません。太平洋戦争の時、当時の同盟国ドイツから逃れようとするユダヤ人へ“命のビザ”を発行して2万人もの命を救った樋口季一郎陸軍中将がいました。また外交官杉原千畝が「命のビザ」を発行し続けた事は余りにも有名な話です。我が国は『武士道』の精神があり、弱き人々には手を差しのべるのが、本来の日本人の姿です。ウクライナだけでなく、ロシアからの難民も、日本は正々堂々と受け入れるべきでしょう。

問:最近読んだ本は?

:大川周明「日本2600年史」

 氏は有名な国粋主義者で、戦前に刊行されたこの本は、当時ベストセラーに。ところが軍部から見れば不都合な内容だったのか、とうとう発売禁止に。終戦後、民間人でありながらA級戦犯指定されますが、東京裁判の被告席で東條英機の頭を何度も叩いたのは余りにも有名です。結局、精神を病んでいると判断されたのか、免訴、つまり無罪放免となります。流れるような美しい文章を書くのには驚きました。

 他に産経新聞に連載された木村満「話の肖像画」。氏は「すしざんまい」喜代村社長。『まぐろ王』としての立身出世の物語と思いきや、山あり谷ありの苦労だらけの人生。それでも成功を収める事が出来たのは、幼い頃の母親の厳格な教育のたまものだと思いました。同じく産経新聞に連載された乾正人「令和 安房列車で行こう」。思わず列車に乗りたくなるような痛快な旅行記です。渡辺淳一「幻覚」等も読みました。

 
 
 

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