Q&A 6月号
- つくば市議会議員 塩田尚
- 2023年8月22日
- 読了時間: 2分
問:今年のGWはいかがでしたか?
答:遠出せずにほとんど自宅で過ごしました。ただ新緑鮮やかな時季ですので、天候の良い日に茎崎の泊崎大子堂を訪れてみました。牛久沼に広がるパノラマはいつ見ても見応えが有ります。龍ヶ崎の街並みが遠望出来、国道6号線が山の中を牛久へとつながって行きます。沼では小型のヨットがセーリングを楽しんでおりました。成田から飛び立った飛行機が沼の上で大きく旋回して頭上を通り過ぎて行きます。普段は誰も訪れる人はいませんが、元旦の早朝だけは、正面に上がる初日の出を見ようと、カメラを抱えた大勢の人達で賑わいます。茨城百景にも指定されている隠れたパワースポットですね。地元の人達がせっせと清掃をしてくれているので、境内はいつもきれいに掃き清められていて、清々しい気分になれます。
問:最近読んだ本は?
答:日本経済新聞に連載されたYKK相談役 吉田忠裕の「私の履歴書」。日経社に勤めている私の甥っ子から薦められ、興味深く読みました。吉田氏が晩年、自らの夢として始めた事業が何とヤギのチーズ作り。地元富山市のブランドとなっているそうです。
産経新聞には裏千家前家元 千玄室の「話の肖像画」が連載されました。100才の千玄室は海軍特攻の生き残り。含蓄のある言葉に満ち溢れていますが、特に最終章は圧巻。次代を担うすべての日本人へ、千玄室の魂の叫びが聞こえてくるようです。
同じく産経新聞に連載されたガッツ石松の「話の肖像画」。「子供を叱るな、自分が歩んで来た道だから。年寄りを粗末にするな、自分が行く道だから」が一番印象に残った。
他に大木毅「指揮官達の第二次大戦」、これも興味深かった。連城三紀彦「年上の女」、帚木蓬生「沙林」、伊東潤「合戦で読む戦国史」、そして滝口悠生「水平線」。硫黄島と小笠原の父島が舞台の、時空を超えた不思議な物語でした。
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