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Q&A4月号

  • 執筆者の写真: つくば市議会議員 塩田尚
    つくば市議会議員 塩田尚
  • 2024年4月11日
  • 読了時間: 2分

問:蓮池薫氏の講演会を聞かれたそうですね?


答:つくば市の社会教育講演会として市民ホールくきざきで開催されました。講演前の主催者挨拶は五十嵐市長。そこではたと私は気付きます。そう言えば拉致問題について五十嵐市長とは一度も話し合った事は無いと。ところが五十嵐市長の態度は実に立派なものでした。善良な日本人の多くを拉致した北朝鮮を厳しく弾劾し、「被害者の全員が無事祖国へ帰れるよう市民運動を盛り上げていきましょう。」と呼びかけたのでした。蓮池さんもこれには感動したらしく、講演の冒頭で五十嵐市長の挨拶を取り上げ、皆さんにその事をお願いする為に私はここへ来た。」と言ったのです。

 さて蓮池氏。何となく学者肌の線の細いイメージが有りますが、とんでもない。実に堂々と講演し、自らが拉致された時の事、北朝鮮での生活はともかく生き抜く事に必死であった事、一時帰国出来た時は迷いに迷った挙句、そのまま祖国に永住する事を決めた事、何としても今だ北朝鮮に留め置かれた被害者を日本へ帰したい事、その為には「皆さんの市民運動が大事である事などを実に熱っぽく語ってくれたのでした。


問:最近読んだ本は?


答:豊田美加「台南の空ゆかば」 

 じいちゃんの夢を果たそうと訪れた青年が、“飛虎(ひこ)将軍”と出会う不思議な物語。飛虎将軍とは1944年に台南上空で戦死した茨城出身の海軍少尉、杉浦茂峰の事です。大東亜(太平洋)戦争末期、台南上空でアメリカ軍と旧日本軍の壮絶な空中戦があり、零戦(ゼロセン)のパイロット杉浦少尉は敵機を何機も撃ち落としますが、多勢に無勢、最後は被弾して墜落します。しかし彼は脱出すれば助かったのに、眼下に台湾の集落があるのを見て、決死の思いで郊外まで飛行機を操縦し、空中爆発してしまうのです。台湾の人達は彼を“飛虎将軍”と崇め、廟(神社の事です)を建てて、台湾を守ってくれる“神様”として祀っています。祖国日本ではほとんどの元軍人が粗末に扱われている事に比べ、台湾の人達はその恩返しに、東日本大震災の時も、巨額の義援金を送ってくれましたね

 他に「安倍晋三回顧録」、松下隆一「任キャン」、小川哲「地図と拳」等を読みました。

 
 
 

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