Q&A 10月号
- つくば市議会議員 塩田尚
- 2022年10月19日
- 読了時間: 2分
問:10月からつくバスの運行内容が少し変わりましたね?
答:まずつくバスが北部の方に停留所が増えます。私の処へ「バスが集落を素通りするので、スーパーとか病院とかへ行くのに不便だ」と相談があったのです。確かにお年寄りにとって“生活の足”は死活問題です。世論は、年を取れば免許を返納しろ、と言います。高齢化が進むに従って、信じられないような大事故が多発しているからです。しかし、車を手離すと、たちまち日常の生活に困ってしまうのです。同じような悩みを豊里地区の方からも寄せられました。「つくタクが谷田部方面へは行ってくれない。すぐ近くに医院があるのに、合併前の行政区が違うだけで、つくタクに拒否されてしまう」これはゆゆしき問題だととらえ、今秋から改善する事にしました。今度は旧豊里町の方も旧谷田部町へ、つくタクが運んでくれます。安心して、公共交通を使って下さい。
問:最近読んだ本は?
答:弘中惇一郎「生涯弁護人」
私は弘中氏の事を良く思っていませんでした。なぜなら弘中弁護士は日産ゴーン事件でゴーン被告の無罪を主張し、あろうことかゴーン被告を脱出させてしまったからです。ところが村木厚子、小澤一郎事件を読み進むと、検察がいかに傲慢で横暴であるか、理解できる部分もあった。上下二巻の大作ですが、内容としては二巻目の方が面白かった。特に下館タイ女性殺人事件は、茨城での事件でもあり、他人事のようには思えなかった。また痴漢冤罪の事件では、事件に巻き込まれない為のコツを学べました。
他に産経新聞に連載された武内涼「厳島」。城山真一「ダブル バインド」、下重暁子「寂聴と晴美 男はいけにえ」等を読みました。
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