Q&A 11月
- つくば市議会議員 塩田尚
- 2023年10月20日
- 読了時間: 2分
問:真瀬大運動会に参加したそうですね?
答:幼児から高齢者までが集う真瀬地区あげての大運動会です。子供達が明るく駆け回っている姿を見るだけで楽しくなりますし、シルバーの皆さんが盆踊りで本領を発揮しているのも微笑ましい光景でした。つくば音頭と真瀬音頭でフィナーレを飾ったのですが、古沢義雄さんが真ん中で、参加者の大半が輪になって踊る様子は圧巻でしたね。地域の絆、隣同志が助け合い共に励まし合う事の大切さを実感できる秋の佳き日となりました。地元って、いいものですね。その夜の十七夜、立待月も、まるでお月さんが雲の中を泳いでいるようで、秋の風情が感じられました。ウクライナの人達もおだやかに月を賞でる日が来るといいですね。
問:最近読んだ本は?
答:小室直樹「三島由紀夫が復活する」
明治維新以降、日本は欧米先進国に追いつけ追い越せとばかりに、がむしゃらに富国強兵を目指します。欧米を真似た軍隊を創り、アジアの総てを欧米の植民地から救おうと、太平洋戦争へと突入してしまったのです。つまり欧米の真似をして国が滅んだのでした。現在の日本国憲法は敗戦後、やはり欧米から押し付けられたもの。これを後生大事に護り続けると、同じ過ちを犯すことになる――これが三島理論だと解説してくれています。
次に市川沙央「ハンチバック」。最近の芥川賞は不作揃いですが、これはややマシな作品でした。
他に織守きょうや「悲鳴だけ聞こえない」、上田秀人「欺瞞(ぎまん)」・阿津川辰海「録音された誘拐」・安倍智里「鳥の緑羽」・伊東潤「合戦で読む戦国史」これは自衛官に読ませる為に書いた物語かと思いました。
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