Q&A 6月号
- つくば市議会議員 塩田尚
- 2024年8月28日
- 読了時間: 2分
問:大相撲巡業の水戸場所を見学したそうですね?
答:水戸の親しい友人から誘われました。私は大相撲が大好きですので、本場所はいつもテレビ桟敷で観戦しています。国技館へも10年に1度くらいの割合で行った事がありますが、巡業場所は初めての経験です。力士が間近で見られ(横綱照ノ富士も目の前を通りましたよ!)、関取衆が総出の稽古や様々な催しが行われ、緊張感が張り付いている本場所とは全く違った楽しみがありました。高安を初め、茨城県出身の力士が土俵に上がるとひと際大きな歓声が起り、さすがご当地場所だなと嬉しくなりました。私が応援している二所ノ関部屋の大の里。不祥事の後だけにブーイングが起きないかと心配していましたが、負けず劣らずの歓声が挙がりホッとしました。茨城県に部屋を構えた稀勢の里の愛弟子大の里は、間違い無く大相撲界の宝です。相撲が日本の文化を代表する国技である事をしっかりと自覚をし、ただ強いだけでなく、心身共にたくましく、心優しい大力士になって欲しいと願っています。
問:最近読んだ本は?
答:「幽玄(ゆうげん)F」佐藤究 随所に三島由紀夫先生の『豊銃の海』が出て来る。三島先生がジェット戦闘機F104に搭乗した、その謎に迫ろうとの著者の思いが迫って来る作品です。
藤原正彦「私の代表的日本人 柴五郎」柴五郎は会津出身の為、幼い頃から逆賊扱いをされ辛酸をなめますか、それでもくじけずに陸軍中佐として中国の義和団事件で世界中が驚く活躍を見せます。八ヶ国軍の指揮を執り、義和団に勝利するのです。第二次世界大戦の終戦後、責任を取って割腹しますが、何と三ケ月かかって人生を閉じるという壮絶な最期をとげます。
他に文芸春秋創刊100周年記念として連載された鹿島茂「菊池寛アンド・カンパニー」、産経新聞社に連載された山梨学院陸上部顧問「上田誠仁 話の肖像画」、上田監督は、長 距離界学生ナンバーワンだった中村祐二を潰した男として、私は好きでは有りません。色々と言い訳は書いてありますが。後、堂場瞬一「風の値段」。
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