Q&A 7月号
- つくば市議会議員 塩田尚

- 2024年8月28日
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問:産経新聞『正論の会』に出席されたそうですね?
答:私の盟友である宮本雅史編集委員が講師をされるとの事なので聴講して参りました。テーマは「中国資本に日本中が買い占められる」との内容で、事例としてつくば市のメガソーラーの実態についての報告が有りました。つくば市の場合は上海電力が資金を提供しているとの事です。利用権利形態は農地を借り上げ、地上権を設定していますが、その事で広大な土地が事実上、上海電力の支配下に置かれてしまったと警鐘を鳴らしています。「経済侵攻という武器を持たない戦争を気にしないのは日本人だけ。中国系資本の“親会社”は中国共産党ということを忘れてはならない」との事です。つまり中国による日本領土の買い漁りは、習近平主席の意志によって行われている。その事をわきまえて我々は中国の経済侵略に備えなければならないと強く訴えていました。
問:最近読んだ本は?
答:和田秀樹「70歳が老化の分かれ道」。和田氏の本は何冊も読んでいるので特に真新しい内容では無い。しかし、相変わらず痛快。「年寄りを大切にしろ!」とのお怒りが全編に流れています。
次に山梨学院陸上部顧問の上田雅仁「産経新聞・話の肖像画」。氏は無名の山梨学院を箱根駅伝優勝校へと導いた名監督ですが、日本陸上界のホープと目された中村祐二を潰した男として私は捉えており、言い訳がましく読み取れました。
凪良ゆう「汝、星のごとく」。主な舞台が瀬戸内海なので、海の情景を思い浮かべながら読む。後半は特に面白かった。
四方田犬彦「戒厳」。私が学生時代の韓国が舞台の作品。韓国人の屈折した国民感情と現代史が、多少は理解できる気がしました。
他に、逢坂冬馬「歌われなかった海賊へ」、絲山秋子「神と黒蟹県」、西村賢太「蝙蝠か燕か」、黒川博行「連鎖」等を読みました。

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