Q&A10月号
- つくば市議会議員 塩田尚
- 2023年9月21日
- 読了時間: 2分
問:9月定例会で一般質問されたのですね?
答:6月13日、日本経済新聞主催のシンポジウムに於いて、五十嵐市長が「行政が
AIを導入したインパクト、自治体DXとスマートシティの将来」と題して講演したようであるが、その内容と今後のつくば市の方針について質問しました。生成AIについてはマスコミやメディアで毎日のようにニュースになっていますが、人工知能が本当に我々人類を幸せにしてくれるのか?これは議論の尽きないところです。コンピューターがあっという間に答を導き出してくれ、しかもコンピューター自身が学習する事によって、意見も述べてくれる生成AI。これは単なる機械では無く、人工知能なのです。活用すれば、我々の生活が便利になる事は間違いありませんが、しかしAIが万能を通り越して、全能を身に付けてしまうと、人類に対して反乱を仕掛けてくるかも知れません。近未来小説のような“怖さ”を私はどうしても拭えないのです。
問:最近読んだ本は?
答:保坂正康 続「平成天皇皇后 両陛下大いに語る」。文芸春秋に連載されました。上皇陛下が、朝鮮半島と我が皇室とのつながりについて強い関心をお持ちになり、実に詳しく調べられている事に驚きました。
北村滋「外事警察秘録」。同じく文芸春秋に連載され、五十嵐市長が『同級生交歓』に登場した8月号が連載の最終回でした。著者は国家安全保障局長として安倍元総理の元で「特定秘密保護法」を成立させた立役者です。ロシアがウクライナへ武力侵攻し日本の安全保障も大きく揺らいで来た今日、情報の収集と管理そして活用、つまり「インテリジェンスの闘い」が、いかに大切であるかを説いています。
他に岩井三四二「切腹屋」、村上政彦「結交姉妹」、斎藤詠一「レーテーの大河」、村上由佳「海を抱く」、直木賞受賞作の窪美澄「夜に星を放つ」などを読みました。
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