Q&A3月号
- つくば市議会議員 塩田尚
- 2024年2月19日
- 読了時間: 2分
問:子供達の『見守り隊』をずっと続けていますね?
答:朝、登校する子供達を安全に送り出そうと、約20年前に真瀬本田地区の有志の皆さんで始めましたが、発足当時から私はずっと続けています。かつて見送った子供達の、今やその子供達が真瀬小学校に通っていますが、小学生も中学生も徐々に減って行くのが淋しいですね。でも元気な子供達を見ていると、こちらも元気を貰う心地がします。私の場合は、子供達と一緒に歩きながらゴミ拾いも続けていますが、子供の足は案外速いんですね、大人の速足に相当する位の速さです。仲良く歩く小学生や、自転車で通学する中学生達を、微笑ましく見つめながら、この子達の未来が、平和でより豊かな地域に成長するよう願わざるを得ません。その為には、私も決死の努力をしなければと、毎朝、思いを新たにしています。
問:最近読んだ本は?
答:辻原登「陥穽 陸奥宗光の青春」。日本経済新聞に約1年間連載されました。中川ヒューム管工業の中川社長から「非常に興味深い物語だと思うが、塩田さんの感想は?」とわざわざ質問を受けたくらい明治初期の事が詳しく描かれています。しかし陸奥が西郷隆盛総大将の「西南の役」に深く関わっていたとは、私は知りませんでした。
次に茨城新聞に同時期連載された門井慶喜「ゆうびんの父」。郵便の生みの親である前島密の物語。江戸時代の飛脚をヒントにゆうびんとして制度を作り、全国津々浦々まで配達出来るように育て上げた一代記。こちらの歴史小説もすこぶる面白かったですね。
更には読売新聞に連載された「時代の証言者 エースの本懐 堀内恒夫」。かつての巨人の大エースですね。本人は「努力もしないで素質だけで野球をやって来た。こんな男がいてもいいだろう」と開き直っていますが、どうしてどうして努力と苦労の物語ですよ。
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