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Q&A5月号

  • 執筆者の写真: つくば市議会議員 塩田尚
    つくば市議会議員 塩田尚
  • 2023年4月28日
  • 読了時間: 2分

問:台湾問題がきな臭くなってきましたね?


:茨城新聞の政経懇話会に出席し、中国問題の第一人者である評論家の石平氏の講演を聞いて来ました。私が「中国が台湾に武力侵攻する可能性はどのくらいあるのか?」と質問すると、石氏はすかさず、「習近平国家主席の今任期中に60%の確率で台湾に攻め入るでしょう」との答え。そうなった場合「アメリカは確実に台湾防衛に回り、中国と戦う。その時、日本にも共闘の要請が当然ある。共闘すれば戦争に巻き込まれ、拒否すれば自由主義諸国の信頼を失い我が国に何かがあっても誰も助けてくれなくなる」との厳しい選択が待っているとの事です。そこで私は「中国の台湾侵攻は何が何でも未然に防がなくてはならない。その為には、万が一の時には日本も台湾防衛に取り組む姿勢を見せ、中国を諦めさせる。つまり抑止力の強化が必要ではないか」と持論を申しました。


問:最近読んだ本は?


:北村滋「外事警察秘録」。文芸春秋に連載されました。筆者は国家安全保障局長を勤めた元警察官僚。横田めぐみさんの「偽遺骨」事件を一番興味深く読みました。当時、相次ぐ正体不明の失踪事件を警察は北朝鮮による拉致ではないかと疑い捜査を進めるが、世論が動かない。と言うよりマスコミが、産経・日経新聞以外は全く取り上げてくれない。政治家も世論を気にして真剣に取り組まないばかりか、北朝鮮に媚びを売る始末。拉致事件が解決できないのは、日本内部にも大いなる責任がある事が良くわかりました。

 芥川賞受賞作の佐藤厚志「荒野の家族」、井戸川射子「この世の喜びよ」。どちらも私好みの作品ではない。つまり魂を揺さぶるものが、何も無いのです。他に永倉新八「激血 新選組」。これは痛快な読み物でした。堂場瞬一「沈黙の終わり」、城山真一「看守の信念」、千葉ともこ「戴天」等を読みました。

 
 
 

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