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Q&A5月号

  • 執筆者の写真: つくば市議会議員 塩田尚
    つくば市議会議員 塩田尚
  • 2024年8月28日
  • 読了時間: 2分

:つくば市議会議員の報酬を引き上げる条例が可決されましたね?


:3月定例議会に於いて、議員報酬を月13万7千円上げるとの条例が出されましたが、私は採決に加わらず、議場を退席しました。退席とは、賛成も反対もしない、つまり棄権すると言う事です。なぜかと言うと、14年前つくば市議会の議員数を33人から28人に減らす条例が出された時、私は猛烈に反対しました。その時の私の主張は『議員の数を減らせばその分、地域の隅々まで目が届かなくなる怖れがある。経費削減を図るのなら、議員報酬を減らすべきだ』と訴えたのです。しかしそれから10年以上も経ち、定数も28人に減らされ、報酬が30年間も据え置かれる事を考えると、いつまでも反対し続ける事も出来なくなって来ました。そこで、自らの主張の一貫性と、現状との板挟みに立った結果、退席という判断をしたのでした。この事については来月号で詳しく説明致します。


問:最近読んだ本は?


:本ではありませんが、4月21日産経新聞の日曜コラムに掲載された、裏千家前家元「千玄室(せんのげんしつ)・自分の足元も見ては?」。千氏は大東亜戦争に従軍しており、約2年間、戦闘機に乗っていました。奇跡的に生き永らえましたが、もし戦死でもしていれば、日本文化にとって、取り返しのつかない大損害となっていた事でしょう。旧日本軍の人命と文化を軽視する体制に憤りを感じます。まるで現代の中国やロシアと同じではありませんか。

 文芸春秋に連載された杉良太郎「人生は桜吹雪」。永年、福祉活動に全精力を傾けて来た杉。美智子様からかけられたお言葉『筋金入りのお方ね』が最大の勲章との事です。

 九段理江「東京都同情塔」。谷田部診療所の今高先生から『三島由紀夫の信奉者が芥川賞を取ったよ』と言われ、読んでみました。他に門井慶喜「自由は死せず」、コルソン・ホワイトヘッド「ハーレム・ジャッフル」等を読みました。

 
 
 

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